以前に「SMバスコントローラ」や「PCIシンプル通信コントローラ」のドライバをWindowsの『オプションの更新プログラム』から更新するという記事を書きました。名前から中身が想像しづらくドライバを探すのに手間取ることも多いためログを残していきます。
「すべてのオプションを適用してしまったほうが早いのでは?」とも考えてしまいますが、自動的に適用されるものと分けてあるということは推奨されないとわかります。無用なドライバのインストールは動作の不安定や速度の低下に繋がりますので気をつけて利用しましょう。
ドライバが見つからないデバイス
オンライン接続で自動的に認識するデバイス
オフラインでセットアップ時に⚠マークが出て機能しないデバイスのうち、「High Definition Audio デバイス」「不明なデバイス」はオンライン接続した時点で自動的に認識、インストールされました。
PCIメモリコントローラーとは
Intel(R) Processor Family I/O PMC
および一連のチップセットドライバでした。チップセットドライバとは言ってしまえばマザーボードのドライバで、コンピュータの入出力が正常に働くために欠かせない根幹の部分です。
インストールしないとどうなる?
システム自体のIn/Outに関わるのでなにより優先してインストールしましょう。
基本システムデバイスとは
インテル® Gaussian Mixture Model
“インテル® ニューラル・ネットワーク・アクセラレーター (GNA) のコンポーネントです。これは、実際のプロセッサー・ダイ内の人工知能 (AI) コプロセッサーです。” 🤔
インストールしないとどうなる?
“主な用途は自動音声認識ドメインです。GNA は、複雑な音声認識タスクを実行してプロセッサー・コアとシステムメモリーをアンロードし、音声認識の精度を向上させるように設計されています。” 🤨
「PCIデバイス」の正体は?
「メモリテクノロジデバイス」(MTD)、および「Realteck PCIE Cardreader」🦀でした。MTD自体の定義としては「フラッシュメモリに作用するLinuxのデバイスファイル」とあります。
「SDメモリーカード(中略)などのよく使われるリムーバブルメディアは、MTDとは異なる」とされていますが実際のところはメモリーカードリーダで、より具体的なキーワードとしては以下のような物がある。
本記事ではWindows10の機能でインストールしますが、それが機能しない場合この「RTS 522x」という製品名がドライバを探す手がかりになるかもしれません。
インストールしないとどうなる?
オンボードのSDカードスロットが機能しません。
『オプションの更新プログラム』を利用しよう
Windows Updateのオプションに、ユーザーが任意で利用できるドライバー更新プログラムがあります。これを利用しましょう。
⚙設定→↻更新とセキュリティ→↺Windows Updateから『オプションの更新プログラム』を選択します。
Intel(R) Processor Family I/O PMC
Intel – Other hardware – Mobile 6th/7th Generation Intel(R) Processor Family I/O PMC – 9D21を選択します。
Intel(R) Processor Family I/O
- PMC
- SMBUS
- LPC Controller
- PCI Express Root Port
などとして認識されました。
インテル® Gaussian Mixture Model
INTEL – System を選択します。
Intel(R) Xenon(R)E3 – 1200/1500 v5/6th Gen Intel(R) Core(TM)Gaussian Mixture Model – 1911として認識されました。
Realteck PCIE Cardreader(メモリテクノロジデバイス)
Realteck Semiconduct Corp. – 「MTD」をインストールします。
メモリテクノロジデバイス(MTD)、およびRealteck PCIE Cardreaderとして認識しました。
余談、PMCって?
はたしてPMC=PCIメモリコントローラなのか?PMCをインストールすることで現れるデバイス郡の総称がPCIメモリコントローラだとするとPMCというのはまた別のデバイスである可能性も。
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